六転七倒八起日記

無様に転がりまわったり、覇気がなかったり、もがいたりの33歳男。日々の記録です。

花粉の精が飛び出した

花粉症とは付き合いが長い。
子どもの頃からすでに花粉症だった。

甜茶サプリは高校で初めて飲んだ時は劇的に効いてる気がしたが、最近あまり効いてない感じがして、店頭にも置いてないことが多いため、飲むのを辞めた。

夜は空気清浄機の風量を最大にして寝ている。

それでも症状が出て、上の歯の裏庭みたいな部分がムズ痒くてしょうがないから、ベロで強くゴリゴリしている。

鼻水が出るから、鼻にティッシュを詰めて本を読んでると、くしゃみと同時にティッシュが飛び出た。それを見た妻がケタケタ笑って、少しイラっとした。

昔、症状が酷い時は、目ヤニが接着剤の役割を果たして、朝目が覚めても目が開けられなかった。

病院に行きたい気持ちもあるけど、今は時間や気持ちに余裕がない。

納豆やヨーグルト、バナナなど、食事療法で対処してる。

高校の時、体力測定で幅跳びをした。
ジャンプして、たしかに自分自身は着地したんだけど、鼻水だけは止まらず水平にその先端を伸ばし続けた。
1メートルは伸びた。すぐに縮んだ。
全て元の鼻に収まった。
先に跳んでたクラスの女子数名に、確実に一部始終見られた。

誰も彼も、何も言わなかったし、クスリともしなかった。
時は一瞬止まり、また静かに動き出した。
雰囲気的には、何もなかったことになった。

あの時は随分落ち込んだが、そりゃそうだよな。
普段から人付き合いが下手で、自分の世界に閉じ込もっているクラスメイトが、目の前でいきなり鼻から如意棒みたいなの出されても、今更リアクションとり辛いでしょう。
お察しします。

ただ、言わせてもらえるなら、
着地時の記録が1.5メートルだとしたら、瞬間最大水長を加えて2.5メートル。

運動オンチでもある自分に、花粉の精(おそらくガッキー似)がエイッ!と鼻から飛び出して、記録を助けてくれた。
そう思いたいだけの話。